Wワークから正社員、そして責任者へ。キャリアアップを重ねた職員の本音
登録ヘルパー、時短勤務、派遣社員、正職員。施設、訪問…。一口に介護といっても働き方はさまざま。20代でこの業界で働きはじめ多様な勤務形態を経験、現在は正社員でサービス提供責任者としての役割を担っている介護福祉士に、「この仕事の魅力」「キャリアアップについて」そして「仕事をする上で大切にしていること」などを伺いました。
サービス提供責任者・介護福祉士
YEさん
デイケア、有料老人ホーム、グループホーム、訪問介護と、10年以上さまざまな職場・働き方を経験。派遣社員として働きながら、週1日、登録ヘルパーとしてココライフに2年間勤務、その働きぶりが認められ2022年4月から正社員に。自らも第一線で高齢者、障がい者の介護福祉に当たる傍ら、サービス提供責任者としての業務もこなし、周囲からの信頼も厚い。
大切なのは人と人とのコミュニケーション。それが一番の魅力
訪問介護との出合いは?
初めて介護の仕事に就いたのは20代半ば。デイケアでリハビリの一環のレクリエーションを担当しました。この時ヘルパー2級資格を取得。その後有料老人ホーム、デイサービス、グループホームなどで働き、夜勤も経験しました。その後派遣に登録。6年ほど、その時々でさまざまな施設で働きましたが、その中で訪問介護を初めて経験しました。大勢の利用者様の対応を担当しなければならず、時間に迫られがちな施設と違い、訪問介護は利用者さんとゆっくり向き合える。それがすごく楽しいと感じたことを覚えています。
「訪問介護という仕事」の一番の魅力を教えてください
さまざまな職業や人生経験をされてきた方、自分とは全く違う価値観をお持ちの方。この仕事をしていなければお会いする機会もなかったであろう方々。そんな方々と1対1で継続して接していると学ぶことも多く、お世話をしているというより、私が成長させてもらっている。介護の仕事はきついとか、大変とか思われがちですが、それ以上に楽しいことや得られるものが多いと感じます。大切なのは人と人とのコミュニケーション。この仕事の一番の魅力です。
私らしい働き方が選べる。だから続けられる
Wワークは大変でしたか?
派遣でデイサービスに週4日、登録ヘルパーとしてココライフで週1日働いていました。ココライフは1日8時間働きたい人、ゆるく働きたい人、それぞれの希望を聞いてくれるので、Wワークの時もとても働きやすかった。加えて各訪問先、例えば1軒目と2軒目の距離が離れすぎないようにということまで考えてくれて。ヘルパー一人ひとりが働きやすいように心を砕いてくれました。だからWワークでも大変なことはありませんでした。
そんな中で声をかけていただき正社員として働くことになった時は、自分の仕事を認めていただけたようでとても嬉しかったです。
社員として働いてみていかがですか?
この業界で働いて10数年、高齢者施設も訪問も経験してきたので一通りのことはわかっているつもりでしたが、ココライフでは初めて経験することがたくさんありました。例えば障がい福祉サービス。入社後に視覚障がい者向けの同行援護サービスを提供できる資格を取得、視覚障がい者の外出援助サービスもできるようになりました。また、喀痰吸引等研修も修了。研修は勤務時間内に受けることができます。キャリアアップをバックアップしてもらえるので、心強い限りです。
サービス提供責任者の業務は、大変ではありませんか?
現在はサービス提供責任者として、ケアマネジャーさんとのやり取りやヘルパーのシフトの割り振りなどを任されています。時にはヘルパーの相談に乗ることも。相談されても、私も迷うことがあれば、先輩のサービス提供責任者に相談します。こんな風に気軽に相談できる環境がココライフのすごいところ!さまざまな職場を経験してきましたが、ここは本当に人間関係がいい。正社員になろうと決心できたのも、人間関係の良さにほかなりません。社員として働きはじめて1年半。イメージ通りの職場です。利用者さんのことはもちろん、スタッフのことを考えてくれる素晴らしい先輩方に支えられていると実感する毎日です。
人を大切にしたいから、自分を大切にする
仕事をする上で心がけていることは何ですか?
自分がいっぱいいっぱいだと、人にやさしくできません。心の乱れが利用者さんに伝わるのが嫌なので、自分に余裕を持つように心がけています。オーバーワークになりそうな時はすぐに周りに相談すれば、必ず解決してくれる。それがココライフの働きやすいところです。私は体を動かすのが好きで、ダンスをしてリフレッシュしています。いつも人を大切にできる自分でいたいと思います。