令和6年5月 月例ミーティング~高次脳機能障害について

毎月開催しているヘルパーの月例ミーティングでは、短時間で座学中心の集合研修を実施しています。

令和6年5月の研修は「高次脳機能障害について」を行いました。

高次脳機能障害とはケガや病気により、脳に損傷を負うと、

次のような症状がでることがあります。

【記憶障害】
・物の置き場所を忘れる。
・新しいできごとを覚えられない。
・同じことを繰り返し質問する。

【注意障害】
・ぼんやりしていて、ミスが多い。
・ふたつのことを同時に行うと混乱する。
・作業を長く続けられない。

【遂行機能障害】
・自分で計画を立ててものごとを
・実行することができない。
・人に指示してもらわないと何も
できない。
・約束の時間に間に合わない。

【社会的行動障害】
・興奮する、暴力を振るう。
・思い通りにならないと、大声を出す。
・自己中心的になる。

社会的行動これらの
症状により、日常生活または社会生活に制約がある状態が高次脳機能障害です。

これらを確認しヘルパー同士意見を交換して高次機能障害について理解を深めました。