令和6年11月 月例ミーティング ~接遇における自己覚知~
令和6年11月の月例ミーティングは
「接遇における自己覚知」
自分を知って支援に生かすエゴグラムについて学びました。
エゴグラムとはエゴグラムとは、アメリカの精神科医であるジョン・M・デュセイが開発した心理学手法で、人の自我状態(エゴ)を5つのパターンに分類し、そのパターンを図表化(グラム)することでその人の心理状態を分析するものです。
エゴグラムは、交流分析という心理学のプログラムの1つで、エリック・バーンが提唱した交流分析の理論に基づいています。
バーンは人の行動を「親(P)」「大人(A)」「子ども(C)」の3つの自我状態に分類しましたが、デュセイはこれをさらに細かく「批判的な親(CP)」「養育的な親(NP)」「自由な子ども(FC)」「順応した子ども(AC)」の5つの自我状態に分類しました。
エゴグラムは、自分の行動パターンや性格を客観的・視覚的に把握できるため、コミュニケーションの改善や自己分析などに活用されています。また、自分や自分が関わるほかの人の傾向を知っていると、コミュニケーションの構築に役立てることもできます。
エゴグラムを理解し、
50問の質問用紙を配布、その結果を5つの性格に分類・グラフ化して可視化し
自己を客観的に理解し、ご利用者様との良好な人間関係の構築に効果的に行えるように促す研修となりました。